タイムラインAPIの概要および使い方。
objectType
フィールドを使用することによって会社や取引について作成することもできます。詳細は、タイムライン イベント テンプレートの作成に関する説明を参照してください。
イベントテンプレートごとに、トークンとテンプレートの固有のセットがあります。コンタクトに対して作成されたイベントを、新しいコンタクトリストまたはワークフローを作成する際の条件として使用できます。例えば、「動画名にXYZが含まれる動画にいいね!を付けた全てのコンタクトのリストを作成する」というように設定できます。この場合、イベントテンプレートは「Video Like」という名前が付けられ、「video name」というイベントトークンを持っています。“
<appId>
は自分のアプリIDに置き換えてください。アプリIDは、開発者アカウントの[マイアプリ]またはアプリの詳細ページで確認できます。また、<developerHapikey>
も自分の開発者APIキーに置き換える必要があります。APIキーは、[アプリ]>[HubSpot APIキーを取得]の順に進むことで確認できます。
ここでheaderTemplate
とdetailTemplate
プロパティーも指定できます詳細については、下記の「ヘッダーおよび詳細テンプレートを定義する__」を参照してください。
このPOST
リクエストは、保存されているイベントテンプレート定義全体を返します。レスポンス内にあるid
プロパティーに注目してください。これがイベントテンプレートIDで、今後このイベントテンプレートまたはトークンを更新する際に必要になります。
次のGETコマンドを使用すれば、アプリで定義されている全てのイベントテンプレートを確認できます。この場合も、イベントテンプレートIDが返されます。
GET
からはイベントテンプレートに定義されている全てのトークンが返されます。
string
number
enumeration
— 選択肢のセットのうち1つ。上記のwebinarTypeの例を参照してください。date
— 日付には必ずミリ秒単位のUnix時刻を使用します。{{webinarName}}
を使用することによってwebinarName
トークンを参照できます。
イベントのextraData
(後述の「extraData”について」を参照)は、詳細テンプレートの中でのみ参照できます。
PUT
を使用して変更を加えることにより、テンプレートを追加できます。
#formatDate
ディレクティブの使用にも注目してください。ユーザーにとって分かりやすい日付形式にするために定義しています。
このようにコンタクトに関するイベントを作成すると(“後述の「イベントの作成”」を参照)、コンタクトのタイムラインに次のように表示されます。
POST
呼び出しで全ての要素を定義できます。
contacts
イベントテンプレートを、以降の例でも使用します。イベントテンプレートの設定にwebinarName
とwebinarId
のトークンが含まれていない場合は、イベントを作成する際にエラーが発生します。イベントを作成するためのPOST
の例を次に示します。
a.test.contact@email.com
’のタイムライン上にイベントが生成されます(前述の「テンプレートの定義」のテンプレートがある前提で)。
vid
を使用することもできます。その場合、リクエストJSONの中でobjectId
を使用します。objectId
を使用してコンタクトを新規に作成することはできないため、既存のコンタクトのvidを含める必要があります。この例では、EメールではなくobjectId
を使用しています。
utk
により、イベントをコンタクトに関連付けることもできます。ユーザートークンは、HubSpotトラッキングコードでの訪問者のトラッキングに使用され、hubspotutk
のCookie内に格納されます。utk
パラメーターは、ユーザートークンによってイベントをコンタクトに関連付ける際に使用します。注:匿名の訪問者にはユーザートークンを使用してイベントを関連付けることができません。したがってイベントの関連付けにutk
のみが使用されていて、かつ提供されているユーザートークンがまだコンタクトに関連付けられていない場合は、新しいコンタクトが作成されず、イベントはHubSpot上で確認できなくなります。しかし、新しいコンタクトが別の手段(通常はhutkを含むフォーム送信(英語)、またはトラッキングコードAPIのidentifyメソッド(英語))によってユーザートークンに関連付けられていた場合は、イベントがタイムラインに表示されます。そのため、utk
に加えてemail
を指定することにより、イベントを新しいコンタクトまたは既存のコンタクトに関連付けることをお勧めします。
コンタクトのイベントテンプレートの場合、イベントに複数の識別パラメーターを指定できるため、email
、objectId
、utk
のパラメーターを組み合わせて指定することができます。複数のパラメーターを含めた場合、イベントに関連付けるコンタクトの判定ではobjectId(vid)が最も優先され、次にutk
、そして最後にemail
が使用されます。したがって、既存のオブジェクトのvid
をobjectId
に、またemail
パラメーターに新しいEメールアドレスを指定することによって、既存のオブジェクトのEメールアドレスを更新することができます。この例では、Eメールアドレスとユーザートークンを組み合わせています。
objectId
を指定して、会社または取引にイベントを関連付ける必要があります。会社の場合、objectId
にイベントを関連付ける会社のcompanyId
を設定する必要があります。また、取引の場合、objectId
に取引オブジェクトのdealId
を設定します。
以下の例の場合、イベントテンプレートがCOMPANY
objectType
に設定されているとすると、このイベントはcompanyId
528253914の会社オブジェクトに関連付けられることになります。
linkLabel
:iFrameを表示するリンクに示されるテキスト。headerLabel
:iFrameコンテンツを表示するモーダルウィンドウのラベル。url
:iFrameコンテンツのURI。width
:モーダルウィンドウの幅。height
:モーダルウィンドウの高さ。url
に設定されているページが表示されます。
PUT
コマンドで、objectPropertyName
フィールドに注目してください。
objectPropertyName
を使用して、このカスタム イベント トークンをcontact
オブジェクトのzz_webinar_name
プロパティーにマッピングしています。つまり、webinarName
トークンを指定した新しいイベントを作成すると、関連するcontact
のzz_webinar_name
プロパティーも設定されます。この設定は、カスタムまたは事前定義済みのHubSpotプロパティーに対して行うことができます。
例えば、コンタクトのzz_company_name
カスタムプロパティーを参照するcompanyName
トークンを事前に作成しているとします。その場合に次のようなイベントを作成すると、Eメールアドレスがa.test.contact@email.comのコンタクトにzz_company_name
とzz_webinar_name
プロパティーが設定されます。
extraData
についてextraData
です。
extraData
属性をイベントのJSON本文に追加することができます。このextraData
の値として、任意の有効なJSONを指定できます。以下に例を示します。
extraData
の使用例:
extraData
属性は、イベントの詳細テンプレート内でのみ参照できます。ヘッダーテンプレートやリストセグメンテーションの中では使用できません。