カスタムEメールテンプレートでドラッグ&ドロップエリアを指定する方法について説明します。
新規HTMLテンプレートを作成する
テンプレートヘッドにHubLタグを追加する
<head>
セクションに含めることができる必須のタグと任意のタグを以下でご確認ください。{{ dnd_area_stylesheet }}
このタグは、次の機能を提供します。{{ email_header_includes }}
:このタグはCSSをテンプレートに挿入して、一貫したスタイルをレンダリングし、一般的なスタイルの問題を修正し、EメールのHTMLにメタデータを追加します。このHubLタグを解析すると、Eメールの<head>
内に次の内容が追加されます。パラメーター | 説明 |
---|---|
<meta name="x-apple-disable-message-reformatting"> | iOS11によりEメールが自動的にスケーリングされないようにします。 |
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"> | ブラウザーやEメールクライアントに、さまざまな文字をどのように解釈するかを伝えます。 |
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge"> | Windows Phone 7.5でCSS3とメディアクエリーを有効にし、可能な限り最適なモードでコンテンツをレンダリングするようにInternet Explorerに通知し、EメールをレンダリングするInternet Explorerのバージョンをブラウザーが選択できるようにします。 |
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"/> | 表示可能領域をデバイス画面の幅に設定して、Eメールをレスポンシブにします。 |
{{ reset_css_stylesheet }}
:このタグを含めると、Outlookにおける多くのスタイルの問題が修正されると同時に、Eメールの余白とパディングがリセットされます。
{{ outlook_background_snippet }}
:このタグは、関連する背景CSSルールを指定している場合に、Outlookの背景画像または色を設定します。
ドラッグ&ドロップエリアを作成する
{{ dnd_area_stylesheet }}
HubLタグとその他の任意のタグをテンプレートの<head>
に追加したら、テンプレート本文にdnd_area
を設定できます。dnd_area
は、ウェブページの一部の構造、デザイン、およびコンテンツを編集可能にするためのコンテナーです。ドラッグ&ドロップエリアのデフォルトのコンテンツは、dnd_area
タグの本文で指定します。ドラッグ&ドロップエリアは、<div>
または<table>
で囲むことができます。ドラッグ&ドロップエリアの制限の1つは、最小幅が624ピクセルに設定されており、この値をオーバーライドできないことです。このタグの独自機能により、制作担当者がモジュールをEメールエディター内にドラッグするためのドロップエリアが生成されます。次のコードは、空のドラッグ&ドロップエリアを指定します。dnd_section
フィールドとdnd_column
フィールドを使用してドラッグ&ドロップエリアをカスタマイズし、デフォルトのセクションと列を指定することもできます。例えば、以下のHubLコードでは、3列のドラッグ&ドロップエリアを指定します。dnd_row
HubLタグは、現在Eメールテンプレートでサポートされていません。モジュールを含むドラッグ&ドロップエリアを追加する
dnd_module
タグを使用して、取り込むモジュールのパスを参照します。モジュールをセクションと列内に追加し、ドラッグ&ドロップエリアにコンテンツが事前に取り込まれるようにする必要があります。以下の例ではデフォルトのHubSpotモジュールが参照されていますが、デザインツールのファイルツリー内のパスを指定して、自分で作成したモジュールを含めることもできます。dnd_module
のデフォルト値を指定するには、module_attribute
タグを使用できます。ドラッグ&ドロップテンプレートをさらにカスタマイズしてスタイルを設定する
dnd_area
、dnd_section
、dnd_column
など)のそれぞれには、デフォルトのスタイルを指定したり、その他の動作(Eメールエディターのサイドバーに表示するラベルなど)を指定したりするために使用できるさまざまなパラメーターが含まれています。各タグで使用できるパラメーターの詳細については、各タグの以下のリンクを確認してください。