最終更新日: 2025年10月10日
ドラッグ&ドロップエリアを使用することで、開発者はコンテンツエディター内でレイアウト、スタイル、コンテンツを直接変更できる、ページ内のセクションとグローバルパーシャルを作成できます。ドラッグ&ドロップエリアのセットアップ手順については、ドラッグ&ドロップエリアの作成チュートリアルをご覧ください。
ドラッグ&ドロップエリアは、12列のレスポンシブグリッドを基盤としています。ドラッグ&ドロップタグでは、列と行を指定するクラス名を指定して、マークアップをレンダリングします。そのようなクラス名を対象とするスタイルシートを追加する必要があります。実装可能なレイアウトスタイルの例については、HubSpotのCMSボイラープレート(英語)を参照してください。スタイルシートをテンプレートに追加するには、{{ require_css() }}を使用します。
**注:**現時点では、ブログ記事とEメールテンプレートでドラッグ&ドロップエリアを使用することはできません。
dnd_area
ドラッグ&ドロップエリアは、ウェブページの一部の構造、デザイン、コンテンツを編集可能にするためのコンテナーです。ドラッグ&ドロップエリアの既定のコンテンツは、{% dnd_area %}タグの本文として提供します。
モジュール自体にドラッグ&ドロップエリアを含めることはできません。モジュールへの追加コンテンツを統一するインターフェイスを制作担当者に提供するには、繰り返し可能なフィールドとグループを代わりに使用してください。
dnd_areaタグには、以下のパラメーターを指定することができます。
| パラメーター | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
class | 文字列 | dnd_areaを囲むdivに追加するクラス。 |
label | 文字列 | エディター上のサイドバーのラベルとして使用されます。 |
dnd_areaタグには、dnd_sectionタグを含めることもできます。
**注:**コンテンツ制作担当者は、テンプレートで「dnd_area」タグが使用されているかどうかに応じて、ページのテンプレートを同じタイプの別のテンプレートと入れ替えることができます。
- ビジュアルドラッグ&ドロップ レイアウト エディター上で作成したテンプレートは、「
dnd_area」タグの有無に関係なく、他のドラッグ&ドロップテンプレートまたはコードテンプレートと入れ替えることができます。 - 「dnd_area」タグが使用されているコードテンプレートは、「
dnd_area」タグが使用されている他のコードテンプレートとのみ入れ替えることができます。 - 「
dnd_area」タグが使用されていないコードテンプレートは、「dnd_area」タグが使用されていない他のコードテンプレートとのみ入れ替えることができます。
dnd_section
{% dnd_section %}は、最上位の行で、{% dnd_area %}タグ内にネストする必要があります。セクションはテンプレートとして定義してから、dnd_areaに含めることもできるため、テンプレートの迅速な作成に最適です。
dnd_sectionタグには、以下のパラメーターを指定することができます。
| パラメーター | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
background_color | ディクショナリー | 背景色の指定に使用するディクショナリー。文字列としても指定できます。 |
background_image | ディクショナリー | 背景画像の指定に使用するディクショナリー。 |
background_linear_gradient | ディクショナリー | 線形グラデーションの背景の指定に使用するディクショナリー。 |
full_width | ブール値 | セクションを全幅にするか、または内側のコンテナーの幅によって制限するかを指定するブール値。 |
margin | ディクショナリー | cm、mm、Q、in、pc、pt、px、em、ex、ch、rem、lh、vw、vh、vmin、vmax、%でのマージン値の指定に使用するディクショナリー。単位を指定しない場合、既定のpxが適用されます。 |
max_width | 整数 | ラッピングディクショナリーでコンテンツの最大幅を設定するピクセル値。 |
padding | ディクショナリー | cm、mm、Q、in、pc、pt、px、em、ex、ch、rem、lh、vw、vh、vmin、vmax、%でのパディング値の指定に使用するディクショナリー。単位を指定しない場合、既定のpxが適用されます。 |
vertical_alignment | 文字列 | 子コンテンツの垂直方向の位置合わせ。使用可能なオプションには、以下のものがあります。
|
注:
dnd_sectionタグあたり1つのbackgroundパラメーターのみ使用できます。dnd_sectiondnd_sectionタグには、以下のタグも含めることができます。
dnd_columndnd_module
dnd_column
{% dnd_column %}は、垂直方向の構成要素であり、親の行で定義された1つ以上のレイアウト列を占めます。
このHubLタグは、{% dnd_area %}タグ内にネストする必要があります。
dnd_columnタグには、以下のパラメーターを指定することができます。
| パラメーター | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
background_color | ディクショナリー | 背景色の指定に使用するディクショナリー。 |
background_image | ディクショナリー | 背景画像の指定に使用するディクショナリー。 |
background_linear_gradient | ディクショナリー | 線形グラデーションの背景の指定に使用するディクショナリー。 |
margin | ディクショナリー | cm、mm、Q、in、pc、pt、px、em、ex、ch、rem、lh、vw、vh、vmin、vmax、%でのマージン値の指定に使用するディクショナリー。単位を指定しない場合、既定のpxが適用されます。 |
max_width | 整数 | ラッピングディクショナリーでコンテンツの最大幅を設定するピクセル値。 |
padding | ディクショナリー | cm、mm、Q、in、pc、pt、px、em、ex、ch、rem、lh、vw、vh、vmin、vmax、%でのパディング値の指定に使用するディクショナリー。単位を指定しない場合、既定のpxが適用されます。 |
vertical_alignment | 文字列 | 子コンテンツの垂直方向の位置合わせ。使用可能なオプションには、以下のものがあります。
|
注:
dnd_columnタグあたり1つのbackgroundパラメーターのみ使用できます。dnd_columnタグには、dnd_rowを含めることもできます。
dnd_row
{% dnd_row %}は横方向の構成要素であり、列とモジュールを配置できる、ネストされた12列レイアウトのグリッドを作成します。
このHubLタグは、{% dnd_area %}タグ内にネストする必要があります。
dnd_rowタグには、以下のパラメーターを含めることができます。
| パラメーター | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
background_color | ディクショナリー | 背景色の指定に使用するディクショナリー。 |
background_image | ディクショナリー | 背景画像の指定に使用するディクショナリー。 |
background_linear_gradient | ディクショナリー | 線形グラデーションの背景の指定に使用するディクショナリー。 |
margin | ディクショナリー | cm、mm、Q、in、pc、pt、px、em、ex、ch、rem、lh、vw、vh、vmin、vmax、%でのマージン値の指定に使用するディクショナリー。単位を指定しない場合、既定のpxが適用されます。 |
max_width | 整数 | ラッピングディクショナリーでコンテンツの最大幅を設定するピクセル値。 |
padding | ディクショナリー | cm、mm、Q、in、pc、pt、px、em、ex、ch、rem、lh、vw、vh、vmin、vmax、%でのパディング値の指定に使用するディクショナリー。単位を指定しない場合、既定のpxが適用されます。 |
vertical_alignment | 文字列 | 子コンテンツの垂直方向の位置合わせ。使用可能なオプションには、以下のものがあります。
|
注:
dnd_rowタグあたり1つのbackgroundパラメーターのみ使用できます。dnd_columndnd_module
dnd_module
{% dnd_module %}は、div内に囲まれたモジュールであり、レイアウト、スタイル、コンテンツを追加できます。このモジュールを指定するには、そのパスを参照します。HubSpotの既定のモジュールを指定することも(@hubspot//名前空間を使用)、独自に作成したモジュールを、デザインマネージャーのファイルツリー内のパスで指定することもできます。
このHubLタグは、{% dnd_area %}タグ内にネストする必要があります。
dnd_moduleタグには、以下のパラメーターを指定することができます。
| パラメーター | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
path | 文字列 | モジュールへのパス |
horizontal_alignment | 文字列 | 横方向の位置。値LEFT、CENTER、RIGHTを使用できます。 |
offset | 整数 | 12列グリッド上での位置を示す0からの値。 |
width | 整数 | 12列グリッドを占めるカラムの数。 |
flexbox_positioning | 文字列 | **推奨されません。使用しないでください。**代わりに、horizontal_alignmentを行やセクションのvertical_alignmentを併せて使用します。モジュールのフレックスボックスの位置。垂直方向の位置、次に水平方向の位置を示す以下の文字列に対応しています。
|
上記の
dnd_moduleパラメーターのいずれかに一致するフィールド名がある古いモジュールを使用していますか?フィールドグループの場合と同様に、fieldsパラメーターを使用して既定値を渡すことができます。背景
列、セクション、行のdnd要素に背景を設定するには、background_image、background_linear_gradient、background_colorを使用できます。
background_color
列、セクション、行のdndタグは、背景色をサポートしています。ドラッグ&ドロップ要素の既定の背景色を設定するには、background_colorパラメーターを使用します。これは文字列のパラメーターであり、以下の例に示されている形式を含めることができます。
background_linear_gradient
列、セクション、行のdnd要素は、背景の線形グラデーションをサポートしています。既定のグラデーションを設定するには、background_linear_gradientパラメーターを使用します。このパラメーターで想定される値はディクショナリーです。現時点でサポートされるのは色の開始点と終了点のみです。
| パラメーター | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
direction | 文字列 | グラデーションの方向を設定します。
|
colors | array | 色を表す文字列の配列。現在、始点と終点を示す2つの値をサポートしています。値は、以下の形式の文字列として指定します。
|
background_image
列、セクション、および行のdnd要素は、背景画像をサポートしています。既定の背景画像を指定するには、background_imageパラメーターを使用します。このパラメーターで想定される値はディクショナリーです。
| キー | 型 | 説明 |
|---|---|---|
backgroundPosition | 文字列 | 画像の背景位置。最初に垂直方向、次に水平方向の位置を示す文字列をサポートしています。
|
backgroundSize | 文字列 | 画像に使用されるCSS背景サイズのプロパティー。 サポートされる値:
|
imageUrl | 文字列 | 画像への絶対URL。 |
dndのスタイルパラメーターからページへの変換方法
背景、マージン、パディングなど、スタイルのパラメーターを使用した場合、クラス名はセクション、列、行、モジュールに基づいて自動的に割り出されます。割り当てたプロパティー値は、自動的に作成されたクラス名に追加され、その後生成されたCSSコードがページ内の</body>終了タグの前にある<style>タグに配置されます。
ブレークポイントごとに異なるドラッグ&ドロップのスタイルを設定して、外観をレスポンシブにすることができます。