APIや連携に関するガイドなどのドキュメントを参照
HubSpotの取引は、営業チームが特定のコンタクトまたは会社との間で進めている商取引を表します。パイプラインステージ上で成約または失注になるまでの間、トラッキングが行われます。取引エンドポイントを使用することにより、取引データを管理したり、HubSpotと他のシステムとの間で同期したりできます。
取引は、会社、コンタクト、チケット、商品項目、製品、見積もりと同様にHubSpot CRMのオブジェクトです。オブジェクトのプロパティー、関連付け、関係性などの詳細は、「CRMについて」のガイドをご覧ください。HubSpotレコードタイプの詳細については、レコードに関するぺージをご参照ください。
使用例:小売企業でHubSpotともう1つのCRMを併用しているとします。事業開発部門は、ロイヤルティープログラムに加入しているコンタクトがトランザクションを行った際に、HubSpotを利用してリードを見極めています。そして、取引エンドポイント経由でHubSpotの情報をもう1つのCRMに同期することにより、ここで選別された有望なリードのデータが営業チームに提供されます。
取引レコードは、HubSpotのオブジェクトIDによって重複削除されます。こちらのナレッジベース記事で、HubSpotでの取引レコードの重複削除についてご確認いただけます。
取引の詳細は、既定のプロパティーおよびカスタムプロパティーに保存されます。カスタムプロパティーには特殊な情報を格納でき、CRMオブジェクトプロパティーのエンドポイント経由で管理されます。
特にアカウントに複数のパイプラインが含まれている場合は、取引の作成時にdealstage
プロパティーとpipeline
プロパティーを指定することをお勧めします。パイプラインが指定されなかった場合は、既定のパイプラインが使用されます。
注:APIを通して取引を作成する場合は、取引ステージの内部ID、もしくはパイプラインの内部IDを使用する必要があります。APIで取引を呼び出す場合にも、内部IDが返されます。取引ステージもしくはパイプラインの内部IDは、[取引パイプラインの設定]で確認できます。
詳しくは、取引の作成に関するページ(英語)をご覧ください。
HubSpotでは新機能の提供に伴い、既定のプロパティーのアップデートを行うことがあります。また、ユーザー自身がカスタムプロパティーに変更を加える場合もあります。従って、取引との連携を行っている場合は、オブジェクトプロパティーのエンドポイントを通じてアップデートを定期的に確認することをお勧めします。
取引は、コンタクト、会社、エンゲージメント、商品項目、チケット、およびカスタムオブジェクトに関連付けることができます。コンタクトや会社との間には1対多の関係があることに注意してください。関連付けは、CRMの関連付けエンドポイントを使用して管理できます。
HubSpotにおけるオブジェクト間の関係については、「CRMについて」のページ内で「オブジェクトの関係性」のセクションをご確認ください。
貴重なご意見をありがとうございました。